オリジナルソケットとは、既製品ではなく何か新しいタイプのソケットというような意味になります。販促などのために、製作販売する側で新しく作る場合もあるでしょうし、利用する側のニーズに応じて作ってオリジナルソケットを作ってもらうこともあるかもしれません。ソケットとは二つの部品や製品、あるいはケーブルやコードなどを接続する機器のことを指します。それ自身は接続以外の大きな目的を持たないことが普通ですが、もちろん一つの製品の中にソケットの部分とそれ以外の機能を果たす部分とを一緒にしていることはあります。
例えばパソコンなどの場合、電源端子やUSB端子、LANケーブル端子、メモリ―カードの差し込み口など、筐体の周りに様々な端子が設けられています。これらはある意味でソケットとも言えるわけですが、パソコン本体と一体化しているために、普通はソケットと呼ぶようなことはないというだけです。端子部分だけを取り出して物を考えれば、ソケットと何ら変わるものではありません。ですから、パソコンに例えて言えば、オリジナルソケットとは例えばUSB端子が既製品では2つしか設けられていないけれども、こちらとしては4つあると非常に便利なので、それに対応した製品を作ってもらえるとありがたいというようなものです。
このように、既製品では目的を満たしていない場合に、目的に応じた接続端子を持つ製品を作ることがオリジナルソケットに相当することになります。