TOSAは、TransmitterOpticalSubAssemblyの略称で言ってしまえば、光が通過する円柱状の物質です。TOSAが存在する理由ですが、光ファイバーなどのケーブルはむき身で外部に設置した場合、折れ曲がったり光を発する受光部が損傷するという問題がありますが、その問題を解決するのがTOSAです。要は光が出る部分をケースで覆うことで損傷から守るというのがTOSAの役割です。この製品は、例えばレーザーの光などを発生させる受光部を守ることも可能で受光部を覆えばレーザー光線を出す部位を保護することができます。

では、何故レーザーなどの受光部を保護する必要性があるかについて記載しますが、例えばDVDプレイヤーで考えた場合、読み取り機部分からレーザーを発生させることでDVDソフト側の情報を読み取っていますがレーザー光を発生させる部位にDVDソフトが当たると、レーザーの発信部分が損傷してしまいます。この時損傷を防ぐことができればDVDソフトに傷がつくだけで済むのではないかと考えた場合、受光部を保護するTOSAが必要となるのです。以上がこの製品の仕組みと必要となる理由ですが、レーザー光は発信部分が存在しており、発信部分が損傷するとレーザーの光が屈折してしまいます。屈折した光は情報を正しく読み取る装置として使用している場合、正しい情報を取得することができなくなりますので読み取り部分を保護する仕組みが必要となり、この製品がそれに該当するのです。